今回は水道管のお話を少しだけしたいと思います。

浄水場から皆様のお宅まで運ばれてくる水道水。蛇口をひねれば(昨今ではひねらないタイプが多いですネ(笑))きれいな透き通った水が簡単に手にはいります。が、一部のお宅では赤い水が出る場合があります。皆様のお宅ではこんな症状が出るときはないでしょうか?

これは水道管内部の錆が原因で起こる現象です。つまり、水道管内部が錆びて劣化が進んでいるいる状態という事になります。

昭和から一部平成初期にかけては「亜鉛メッキ鋼管」「硬質塩化ビニル鋼管」が使用されていました。その後、ステンレス管や架橋ポリエチレン管など錆びない素材で施工されるようになりました。

 

赤い水が出るのは「鋼管」と言われる種類の素材を使用にている部類になります。本来「亜鉛メッキ」「塩ビニール被膜」されており耐腐食性が考慮されているのですが、それぞれの耐久年数が15~25年とされており、赤い水が出ているお宅は耐久年数を超えたお宅が殆どとなります。「硬質塩化ビニル鋼管」にあっては内部に塩化ビニル被膜されているのですが、接手部分のねじ山から腐食の進みが確認されています。それと「亜鉛メッキ鋼管」いわゆる「白管」「ガス管」と呼ばれている素材は直観部分の錆も見うけられます。対応年数を過ぎて内部のメッキが溶解?してしまったのでしょうか?。特に給湯配管のほうが給水管よりも錆の腐食が確認できます。※メッキ溶解は憶測です。他、私の記憶が間違っていたらスイマセン‥(m´・ω・`)m ゴメン…

では、対応年数を過ぎた給水管はどうすればよいのか?

給水管を全部交換してリフレッシュすればいいの?うーん‥予算を気にしないのであれば良いと思いますが…ン十万円の出費を覚悟しなくてはいけません。

そんな時にオススメしたいのが水道管の管内洗浄です。

お家の中の給水、給湯管を空気の力で内部からキレイに洗浄、酷い錆汚れを除去します。料金は6万円位目安です。4~5年に一度、定期的に洗浄していれば更にベターです。

施工時間はほぼ半日(9時に始めて12時前には終了)が目安です。気になる方は一度、施工っしてみてはいかがでしょうか?ご相談お待ちしております。